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糖尿病/甲状腺の病気

 当内科では糖尿病と内分泌や遺伝医学の専門医資格をもつスタッフが糖尿病と甲状腺、副腎、下垂体などの内分泌などの疾患や家族性腫瘍の診療を行っています。高血圧症や肥満などの生活習慣病や糖尿病のみならず、高度の専門性が求められる内分泌疾患や遺伝医学の診療まで、幅広い分野にわたり、良質の医療を提供できるように努めています。

 さらに併設のバイオマーカー測定センターではペプチドやホルモンとその自己抗体にたいする本邦独自の超高感度測定法を開発し、従来法と比較して、100~1000倍の感度で、これらバイオマーカーを測定しています。国内の大学や主要な病院のみならず、国外の医療施設からの受託検査を行っています(活動参照)。

診療内容

糖尿病

男性女性ともに60歳以上では、疑い例を含めると高齢者の実に4割前後が罹患しており国民病となっています。
糖尿病で注意すべきことはその合併症です。

  1. 失明につながる網膜症
  2. 人工透析に至る腎症
  3. 足切断にいたる神経症
  4. 心筋梗塞などの冠動脈硬化症
  5. 脳卒中などの脳血管障害
  6. 下肢切断につながる動脈硬化症
  7. 膵臓癌、肝臓癌や大腸癌があります。

 これら合併症を引き起こさない、あるいは悪化させないためには、日頃からの注意が必須です。

 まず、食事療法(管理栄養士)、つぎに運動療法、そして薬物療法(薬剤師)です。これらの看護師を含む各専門家はお互いに連携し、個々の患者様の生活スタイルにあわせ、糖尿病専門医と一緒になって、それぞれの患者さまに最適な医療を提供していきます。「知は力なり」といいますが、糖尿病に対する知識と理解が深まるにつれ、糖尿病が改善してきます。外来での「糖尿病教室」では専門医と看護師をはじめ、各専門家がテーマをきめて、患者様方の理解を援助しています。

甲状腺の病気

 若いかたのバセドウ病(甲状腺機能亢進症)は多汗、手足の震え、甲状腺腫や眼球突出などを来しやすく、比較的診断が容易です。
 しかし、高齢者では不整脈、体重減少などの症状が目立ち、その結果、心疾患や悪性腫瘍や更年期の症状と、それぞれ間違われたりしています。
 一方、橋本病を中心とする甲状腺機能低下症は人間ドックや健診での脂質異常症として見逃されたりします。

 そして、甲状腺のしこり(結節)についてです。超音波検査(頸動脈エコー検査時など)では、男性では6人に1人、女性では4人に1人と、高頻度に甲状腺結節が見つかります。うち、甲状腺癌は男性ではその50人に1人、女性では33人に1人です。
 甲状腺専門外来では結節の見つかった患者さまの一部に、高度に訓練された専門医が安全に、無痛的に、甲状腺結節の細胞診を行い、良性あるいは悪性の判定を行います。

 これら甲状腺の病気はそれぞれ個別の治療が必要です。

 例えば、機能亢進症では抗甲状線薬(ブレーキの薬)、アイソトープ(放射性同位元素の内服)あるいは手術が必要です。
 一方、機能低下症ではチラーヂンS(アクセルの薬)の内服が必要です。それぞれ、患者様方の生活スタイルに応じて、治療法を選び薬の量を調整します。
 そして、甲状腺の結節が悪性と判明した際は、すぐに手術するというのではなく経過観察すべきか手術すべきか、もし手術の場合、どの医師が良いのかを、専門医が患者様と相談しながら決定します。

そのほかの内分泌や遺伝性疾患

 上記の糖尿病や甲状腺の病気以外に、高血圧症の約10%前後に、副腎の病気や先端巨大症、クッシング病による2次性高血圧(内分泌性高血圧症)が隠れており、通常の降圧剤治療に抵抗性で、内分泌内科での診療が必須です。稀ではありますが、これら甲状腺腫瘍や副腎腫瘍が、家族性大腸腫瘍や乳腺腫瘍と同様に、家族性に発生することがあり、遺伝カウンセリングにもとづいた、遺伝医学専門医の診療が必要となります。

 そして、糖尿病をふくめ、これらの内分泌代謝疾患の多くは体質(遺伝や疾患感受性)が基礎になっており、職業を含めた生活習慣(環境)によって、発症が左右されます。
 したがって、遺伝と環境をふくめた全体像のなかで、個々の患者さんを診療する必要があります。

当内科の特色

  • 糖尿病専門スタッフにより、個々の患者様の生活習慣などの患者背景、糖尿病合併症などの病態の把握、持続血糖測定(CGM)やインスリン持続皮下注入療法(CSII)の導入と指導、外来糖尿病教室の開設などと患者様に応じた指導を行っています。
  • 経験豊富な甲状線専門医による的確な診断と個々の患者様に対応した診療をおこなっています。
  • 内分泌代謝疾患専門医と臨床遺伝専門医資格を有するスタップによる幅広い観点からの診療をおこなっています。
  • 糖尿病教育入院
  • 予約も可能です。

医師紹介

内科部長片上 秀喜

  • 略歴
    • 1976年 神戸大学医学部卒業
    • 1979~83年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了 医学博士
    • 1983~86年 米国Cincinnati大学医学部Postdoctoral Research Fellow
    • 1986~88年 日本パブテスト病院 内科医長
    • 1988~90年 宮崎医科大学(宮崎大学医学部)内科助手
    • 1989年 米国Northwestern大学Visiting Assistant Professor
    • 1990~2006年 宮崎医科大学(宮崎大学医学部)内科講師
    • 2006~16年 帝京大学(帝京大学ちば総合医療センター)内科助教授
    • 2016~17年 甲南加古川病院内科部長兼中央検査部長
    • 2017年~ 今里胃腸病院内科部長兼バイオマーカー測定センター長
  • 専門分野
    • 内分泌・代謝(視床下部・下垂体・甲状腺・副腎・性腺と糖尿病)
    • 臨床遺伝医学
  • 専門医等
    • 日本内科学会認定医・指導医
    • 日本内分泌学会内分泌代謝専門医・指導医
    • 日本糖尿病学会専門医
    • 日本甲状腺学会専門医
    • 日本人類遺伝学会臨床遺伝医学専門医
  • 活動詳細はこちら

患者様へ

当院の糖尿病・内分泌内科では、
専門医が、看護師、管理栄養士、薬剤師、臨床検査技師と一緒になって、
皆様方のお越しをお待ちしています。
下記に該当する患者様は是非、お越しください。

  • 健診で血糖が高い、コレステロールが高い、血圧が高い。
  • 治療を受けているが血糖コントロールがうまくいかない。
  • 動悸、ほてり、手の震えがある。
  • 首のしこり(甲状腺腫)を指摘されている。
  • 難治性の高血圧がある。
  • 家族性に腫瘍が発生する。
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外来診療担当医表

外来担当医表は下記よりご覧ください。

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